その未来の先まで、ひとの心に感動と喜びをおり込む Community Connect Company「地域を愛し、遊び、学び、地域を創る。」
「人生100年時代」、この言葉には、人の寿命が100歳前後まで伸びていくことで、国、組織、個人が、ライフコースの見直しを迫られている、という意味が込められている。
人が健康に100年以上生きることができる時代では、これまでのように、若い頃に教育を受け、大人になって仕事をし、65歳ぐらいで仕事を引退して余生を過ごすという、大きく3つに分けられた人生のモデルは大きく変わっていく。
これからは、先に挙げたような3つのモデルではなく、一度退いた仕事へ再び戻ったり、組織にとらわれず働いたり、起業をしたり、仕事をしながらボランティア活動もするといった、自分だけの生き方ができる時代になる。ということもいえる。
この人生100年時代において、必要な能力とされているのが「社会人基礎力」。
社会人基礎力は大きく3つの能力から構成される。1つ目は、一歩前に踏み出し、失敗しても粘り強く取り組む「前に踏み出す力」、2つ目は疑問を持って考え抜く「考え抜く力」、3つ目は多様な人々と目標に向けて協力する「チームで働く力」である。
個を尊重し個が彩り、個々が豊かになるコミュニティで「地域課題」に取り組むことをパーパスに掲げ、希望あるフィールドを形成し持続的企業を目指していく決意である。
代表取締役社長五味 譲太郎
「生きる」ということ 今と未来に無限大の可能性を発揮するために。
人は誰一人として同じ生き方をする者はいない。私の命は両親から授かったもので、その親はそれぞれの両親から生まれてきた。そして、その両親は…と命の系譜を遡れば人類の起源に至りつく。その間に幾多の戦争や疫病、天変地異によって数限りない命が失われてきた。命の継承の過程で一人の命でも存在しなかったら、それ以降の人々は存在しなかった。それだけでも命の価値はある。さらに人には授かった個性や遺伝子があり、人口分だけの人生とドラマがある。
職業に就いて社会人になると否応なしにその人生の三分の一以上を「仕事」に費やすことになる。
それ故、その時間と自分を大切に醸成し充実したものにしていかないと命の浪費と徒労に終わる。
そして自分のことだけでなく「職業」や「社会」に対し誠実に能力を発揮することで、何倍もの人に幸せや富を与えることができる。
私たち「総合PR」は、常に自他共の総幸福量に焦点を絞り込んでいこうと思っている。私たちは社業を通して社員一人一人の自己実現をはかり、その資質を生かして世のため人のために貢献する人物づくりに基軸を置きたいと考えている。その活動の場が地方であろうと中央であろうと、あるいは企業の大小などといった外形的な事は関係ない。要は「ひと!」だ。
むしろ組織は小さい方が機動力があり、人の心や世の中に接点を作り易く、深部に到達できる。結ばれた絆に血が通い、温かみが生まれる。変化にも敏感に対応でき、壊滅的な時代の変化からも自分自身や周囲を守ることができる。小さい方がいい!
その目標を達成するには、私たち自身が「時代の先駆者」たらんとする意識を常にもたなければならない。激しく変化する社会のシステムや制度、価値観の転換は瞬時に経済や産業の形を変えてしまう。時には国家をも変えてしまう。こうした情勢や動向をいち早く感知できる人。更にどのように世の中が変化をしても、普遍的な価値が存在し続けることも識っている人。「総合PR」は、この二律背反する命題を一つの原点に融合できる高い視点と広い視野を備え、明るく元気で豊かな感性に満ち溢れた人財の集団を目指している。この事を達成する過程に於いて社員は同志・戦友であり社会的家族だと考える。
原点と目標を明確に定めれば、その実現に最も効率・効果的な動きは、紆余曲折せず軸をぶらさず直進することだ。真っ直ぐ進めば大きな風圧を受けるが、原点と目標を見失わずにいられる。「直ぐやる!」「必ずやる!」「やり遂げる迄やり尽くす!!」「自分の頭で考え、創意工夫して皆と協力し合って成果を生み出す」という気構えで「こと」に臨むことにしている。そして限りなくある企業、地域、社会の課題に挑戦し続けていく方針だ。ある意味での「公益的資本主義」を目指したいと考えている。
つまるところ、私たち「総合PR」という企業体の価値は、どのような社会を創っていけるのか?社員の一人ひとりが人間としてどの様な価値ある生き方をしていくのか?という命題を自問し続け、どこまで行動に繋げ、成果をあげることができるかで決定すると信じている。会社はその為の共通プラットフォームだ。そしてそれを支えるのは「慈しみの心」だと思い続けている。
今と未来に無限大の可能性を発見するためにこれからも一生懸命活動していく決意だ。
代表取締役会長五味 典雄